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柳原病院は、地域で暮らしている方々が医療・介護が必要な時に、 いつでもその需要に
応えることを使命とし、患者さんのニードに応えた医療・看護を実践しています。
地域の皆さんが住み慣れた町で、安心して住み続けられるように、患者さん、ひとり、ひとりの
それまでの生活歴や人生観を知り、「人間らしく、その人らしく生きていくこと」を支援するために、
その人にあった関わり方を実践しています。退院後も、その人にとって豊かな生活ができるように、
地域の他職種及び福祉と連携し、在宅生活を支えています。
このことは、『その人がその人らしく住み慣れた町で生活が出来る』ということに繋がっています。
私たち看護師は、「自然治癒力を高める手を用いたケア、看護」を実践し、 患者さんの自然治癒力を高め、
患者さんに寄り添う看護・ケアを実践しています。また、マルチグローブなどの福祉用具を活用し、
患者さん、看護師に負担のかからない ケアを提供しています。
そして、患者さんの意見と専門職としての意見、関係者の意見を尊重し、
他職種と協働して支援しています。
ON/OFを意識して、睡眠・栄養・休息を取り、笑顔で私たちの
「自然治癒力を高める気持ちいいケア、看護」を社会に届けましょう。
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柳原病院看護部では、自己研鑽の位置づけとして、開院当初から
月に 1 度看護講座を開催しています。
看護講座はスタッフから学びたいことを集約して看護講座委員会で内容を検討し、
「教える人が一番学ぶ」を念頭にいれ、院内講師を選抜しています。
また、「看護を語る会」は毎年 5 月に定例で開催しています。
4 月に看護職員全員に、心に残った看護、印象やエピソードを記載してもらい、
「看護を語る会」で、看護師一人一人がどのような看護を大事にしているのか、
チームでどのような看護に取り組んだのかなどをグループで語り合います。
急性期医療が取り上げられる中、患者に寄り添う看護実践を語り合うことは、
日頃の看護実践を振り返る良い機会となります。
また、ちょっとしたケア、 心づかい、相手を慮る心を皆で共有したい、1 年に 1 度でなく
毎月寄り添う看護実践を共有したいと考え、2017 年から「BEST OF キラリ」として表彰しています。
表彰時には、認定ピンバッチも授与しています。
認定ピンバッチは、スタッフから
「表彰状をもらってもうれしくない。すぐにゴミ箱行きですよ。
「患者さんにも自慢できるものがいい」との意見を聞き考案しました。
選抜方法は、師長が手を用いたケア・自然治癒力を高めるケア・患者に寄り添う看護と
感じた事例を選出後、師長会議で 9 事例選抜します。 選抜に頭を抱ええる年もありますが、一瞬で決定
できる年と様々ですが、 年度毎の「BEST OF キラリ」を掲載します。ご覧ください。