概 要
名称 | 医療法人財団健和会 柳原病院 |
所在地 | 東京都足立区千住曙町35-1 |
TEL | (03)3882-1928 |
開院 | 1968年11月(1998年2月移転) |
許可病床数 | 90床(個室14室・2床 2室・4床 18室)・各室洗面トイレ付 |
診療科目 | 内科、外科、整形外科、泌尿器科、婦人科、胃腸内科、脳外科、大腸・こう門外科、 |
内視鏡科、乳腺外来、リハビリテーション科、じん肺・アスベスト外来、人間ドック |
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関連施設 | 以上を含め、医療法人健和会の施設は、 |
3病院・1老人保健施設・9医科診療所・3歯科診療所・ | |
12訪問看護ステーション・2研究所 | |
指定医療 | 救急指定・健康保険・国民健康保険・生活保護法・結核予防法・労災保険・ |
公害健康被害補償法・身体障害者福祉法・原爆医療法(一般疾病・認定・健康診断)・ | |
厚生省臨床研修病院群施設(みさと健和病院関連施設)・東部地域病院連携病院、 | |
足立区健診(乳がん・子宮がん・肺がん) | |
その他認定 | 日本医療機能評価認定病院(平成14年4月認定:一般病院種別A) |
施設基準 | 急性期一般入院基本料5 |
地域包括ケア病棟入院料1 | |
1級地地域加算 | |
臨床研修病院入院診療加算(協力型) | |
救急医療管理加算 | |
診療録管理体制加算2 | |
急性期看護補助体制加算(25 対1) |
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急性期看護補助体制加算(75対1) | |
療養環境加算 | |
重傷者等療養環境特別加算(個室) | |
医療安全対策加算1 | |
感染対策向上加算3 |
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患者サポート体制充実加算 | |
入退院支援加算1 |
後発医薬品使用体制加算1 |
病棟薬剤業務実施加算1 |
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がん性疼痛緩和指導管理料 | |
夜間休日搬送医学管理料 | |
外来リハビリテーション診療料 | |
地域連携診療計画加算 |
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がん治療連携指導料 | |
薬剤管理指導料 | |
在宅療養支援病院2 | |
在宅時医学総合管理料及び特定施設入居時等医学総合管理料 | |
在宅がん医療総合診療料 | |
検体検査管理加算(I)(II) | |
CT撮影及びMRI(16列以上64 列未満マルチスライスCT・1.5 テスラ以上3テスラ未満MRI) |
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無菌製剤処理料 | |
脳血管疾患等リハビリテーション料(II) | |
運動器リハビリテーション料(I) | |
呼吸器リハビリテーション料(I) | |
胃瘻造設術 | |
人工肛門・人工膀胱造設術前処置加算 | |
入院時食事療養(I) | |
特別食加算 | |
食堂加算 | |
看護職員夜間配置加算(16 対1配置加算1) |
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認知症ケア加算3 |
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せん妄ハイリスク患者ケア加算 |
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データ提出加算1 |
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機能強化加算 |
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在宅患者訪問看護・指導料及び同一建物居住者訪問看護・指導料 |
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廃用症候群リハビリテーション料(II) |
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<2022 年10 月1 日 現在> |
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建築施設 | 鉄筋鉄骨5階建(敷地面積1,119m2・総床面積4779.7m2) |
沿 革
5月 ▶ 柳原診療所開設(柳原神社となり)
7月 ▶ 医療法人柳栄会設立
11月 ▶ 柳原病院完成(45床・柳原一丁目に移転)
4月 ▶ 医療法人財団健和会発足
1月 ▶ 柳原病院91床に増築
11月 ▶ みさと健和病院開設(埼玉県三郷市・265床)
5月 ▶ 北千住訪問看護ステーション開設(東京都第一号指定)
12月 ▶ 別館完成
(デイケア・リハ室・在宅介護支援センター・補助器具センター)
老人デイケアⅡ開始
「巡回型24時間在宅ケア」開始
11月 ▶ 柳原腎クリニック開設
2月 ▶ 老人保健施設「千寿の郷」開設
10月▶ 柳原診療所開設(内科系外来)
12月 ▶ 柳原新病院完成(千住曙町)
2月 ▶ 柳原新病院オープン(2月1日)
柳原診療所移設(旧柳原病院を柳原診療所として使用)
8月 ▶ 柳原ホームケア診療所開設(在宅往診中心)
4月 ▶ 柳原リハビリテーション病院開設
当院は1951年開設の柳原診療所から出発し、1968年病院化し、1998年現在地に新築移転しました。
設立母体は、医療法人財団健和会(1974年法人合併で発足)で、
三病院(柳原病院・みさと健和病院・柳原リハビリテーション病院)、8の医科診療所、2つの歯科診療所、
11の訪問看護ステーション、3つの在宅介護支援センター、1つの老人保健施設と、
臨床看護研究所・臨床疫学研究所の2つの研究所、および補助器具センターをもち、
1989年より医療法人財団の許可を受けています。
診療所発足段階から地域住民が資金を出し合って開設され、1976年の増床(91床)、
1998年の新病院建設の際には、住民患者組織「健和会友の会」の会員が集める建設債が、
資金の一部を支えてきました。「友の会」の代表には、健和会理事になり、法人の最高意思決定機関である
評議員会には、柳原1・2丁目の町会の会長が一貫して参加しています。
貧しい人々に医療を提供しようという設立当初の理念は、当院の一貫とした方針とされ、
1998年の新病院開設後も、個室を含めて室料差額は頂いておりません。民主医療機関連合会に加盟し、
その綱領を掲げてきましたが、2001年、柳原千住地域に展開する法人施設グループと患者代表が
話し合いを進め、「柳原千住・医療福祉ネットワーク宣言」を作成しました。
当院は、臨床研修指定病院のみさと健和病院の研修施設群で、卒後臨床研修教育の役割を担っています。
また、臨床看護学研究所からの指導や臨床研究の実践場となっていますので、
日常的な臨床看護研究に触れる機会が多いのが特徴です。
院内感染とは、医療施設において患者が原疾患とは別に新たな感染症に罹患すること、
または医療従事者等が施設内において感染症に感染することです。
院内感染は、人から人への直接、又は医療器具等を媒介して発生します。
院内感染防止策は、良質・適切な医療提供の基盤となるものです。
当院は、院内感染防止対策を病院全体として取り組み、患者やご家族をはじめ、病院に関わる
すべての人たちを感染から守るために「標準予防策(スタンダードプリコーション)」を基本とした
感染対策を遵守します。併せて感染経路に応じた予防策を実施します。
感染症発生の際にはその原因の速やかな特定、制圧、終息を図り、
感染対策上の不備や不十分な点を改善します。
2009年2月 感染対策委員会作成
2013年3月、
2016年6月改定
↓院内感染対策組織に関する基本事項や基本方針など詳細をご覧になりたい方は
下記の項目をクリックして下さい。
感染対策に関する院内全体の問題点を把握し、改善策を講じるなどの院内感染対策活動の中枢的な
役割を担うために、院内感染対策委員会を設置しています。
委員会は月1回を基本として必要時には随時開催します。さらに、「感染制御チーム(ICT)」を設置し、
週1回の会議・ラウンドを行い、抗菌薬の適正使用や感染問題に迅速に対応しています。
また、病棟リンクナースと協力し、患者治療、ケアにおける感染対策、環境衛生に努めています。
1)院内感染対策教育
感染対策に関する研修会・講習会は全職員を対象として年2回以上開催します。また、各部署に感染対策マニュアルを配備し、感染防止のための基本的な考え方や具体的な方法について、全職員への周知を行います。
2)感染症発生状況報告
薬剤耐性菌など院内感染上問題となる細菌の検出状況は、週報として各部署に報告します。また、ICTで感染の発生状況を毎週把握し、院内職員へ注意喚起をします。院内感染対策委員会で分離菌月報を作成し、検出状況を共有するとともに、必要に応じて感染対策の周知や指導を行います。
3)院内感染発生時の対応
院内感染が疑われる事例が発生した場合には、ICTへ情報を集中します。ICTは速やかに現状把握、疫学的調査、感染対策の徹底などを行い、感染源や感染経路を究明します。状況は随時、病院関係者に報告され、必要に応じて院内感染対策委員会の主導により組織的に初期対応や感染拡大防止に努めます。なお、感染症法により届出が義務付けられている感染症が特定された場合には、速やかに保健所に報告し、必要に応じて連携し緊急対策を講じます。
感染症の流行が見られる場合には、ポスター等の掲示物で広く院内に情報提供を行います。併せて感染防止の意義及び手洗い・マスク着用などについての理解と協力を依頼します。
4)患者等に対する当該指針の閲覧
本指針は、院内のホームページにて公開し、また、院内掲示を行う事で閲覧が出来るようにします。
5)その他院内感染対策推進
病院職員は、自らが院内感染源とならないため、定期健康診断を年1回以上受診し健康管理に留意します。
臨 床 指 針
—クリ二カル・インディケータ—
2021年度 | ||||
病院全体に関する指標 | 外来患者延べ数 | 26029 | 人 | |
外来新患延べ数 | 1550 | 人 | ||
平均在院日数 | 19.6 | 日 | ||
病床利用率(コロナ病床含む) | 71.5 | % | ||
在宅復帰率 (地域ケア病棟) | 71.5 | % | ||
在宅復帰率 (急性期一般病棟) | 91.5 | % | ||
入院件数 | 1209 | 件 | ||
退院件数 | 1200 | 件 | ||
死亡退院件数 | 90 | 件 | ||
死亡退院率 | 7.5 | % | ||
褥瘡院内発生率 | 2 | % | ||
救急受け入れ件数 | 326 | 件 | ||
クリニカルパス適用率 | 22.3 | % | ||
退院時共同指導数(入院) | 29 | 人 | ||
退院時共同指導数(外来) | 0 | 人 | ||
紹介患者数(外来) | 1210 | 人 | ||
逆紹介患者数 | 426 | 人 | ||
診療実績に関する指標 | 検査・治療 | 上部消化管内視鏡検査総数 | 2102 | 件 |
(内、EMR) | 0 | 件 | ||
(内、ESD) | 4 | 件 | ||
下部消化管内視鏡検査総数 | 614 | 件 | ||
(内、ポリペクトミー) | 240 | 件 | ||
(内、ESD) | 0 | 件 | ||
ERCP | 4 | 件 | ||
腹部エコー | 497 | 件 | ||
心臓エコー | 614 | 件 | ||
CT検査数 | 1836 | 件 | ||
MRI検査数 | 986 | 件 | ||
マンモグラフィー | 1009 | 件 | ||
上部消化管X線検査 | 1 | 件 | ||
下部消化管X線検査 | 0 | 件 | ||
手 術 | 手術件数(総数) | 197 | 件 | |
全身麻酔 | 53 | 件 | ||
乳腺 悪性 | 35 | |||
乳腺 良性 | 3 | |||
胃・十二指腸 悪性 | 1 | 件 | ||
胃・十二指腸 良性 | 1 | 件 | ||
大腸 悪性(癌・肉腫) | 0 | 件 | ||
大腸 良性 | 0 | 件 | ||
肝胆膵十二指腸 悪性腫瘍 | 0 | 件 | ||
肝胆膵十二指腸 良性疾患(炎症含) | 0 | 件 | ||
胆道結石 | 0 | 件 | ||
イレウス | 0 | 件 | ||
鼠径部ヘルニア | 6 | 件 | ||
前立腺針生検 | 0 | 件 | ||
予防医療に関する指標 | 職員健診受診率 | 94.3 | % | |
職員インフルエンザ予防接種実施率 | 100 | % | ||
医療安全に関する指標 | インシデント件数(総数) | 986 | 件 | |
(内、レベル別件数 レベル0 ) | 258 | 件 | ||
(内、レベル別件数 レベルⅠ) | 642 | 件 | ||
(内、レベル別件数 レベルⅡ) | 52 | 件 | ||
(内、レベル別件数 レベルⅢa) | 30 | 件 | ||
(内、レベル別件数 レベルⅢb) | 4 | 件 | ||
(内、レベル別件数 レベルⅣ) | 0 | 件 | ||
(内、レベル別件数 レベルⅤ) | 0 | 件 | ||
薬剤に関する指標 | 薬剤管理指導件数 | 1451 | 件 | |
麻薬管理指導件数 | 5 | 件 | ||
経営に関する指標 | 患者満足度調査 | 別 紙 | ||