入院医療が「治癒・軽快」を目標とするのに対して、私たち在宅医療チームの
最終目標は「やすらかな死」で、それは人生のゴールといえます。
長く生きてもらいたいと願ってはいるものの、残された人生は平均数年しかありません。
苦しいこと、痛いことが少なく、おいしく食事ができ、
楽しい出来事のある日々を過ごしてもらい、寿命を全うしてもらえるように、
患者さんに寄り添い、援助を行うことが私たちの仕事です。
入院医療が「治癒・軽快」を目標とするのに対して、私たち在宅医療チームの
最終目標は「やすらかな死」で、それは人生のゴールといえます。
長く生きてもらいたいと願ってはいるものの、残された人生は平均数年しかありません。
苦しいこと、痛いことが少なく、おいしく食事ができ、
楽しい出来事のある日々を過ごしてもらい、寿命を全うしてもらえるように、
患者さんに寄り添い、援助を行うことが私たちの仕事です。
足立区千住地域中心ですが、
近隣地域につきましては
ご相談ください。
柳原病院
所在地:〒120-0023
東京都足立区千住曙町35-1
● 高齢者で寝たきりや歩行困難等の理由で通院が困難な方
● 継続した医学管理が必要だが通院が困難な方
● 終末期(ガンの末期や老衰など)でなるべく自宅で過ごしたい方
[具体的な疾患例]
● 認知症で通院治療が困難な方
● 脳血管障害後遺症(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、多発性脳梗塞)など
● 慢性呼吸不全、慢性心不全
● 神経系難病(パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症・ALS、脊髄小脳変性症、
多系統萎縮症、筋ジストロフィー)など
● 老人性運動機能障害(骨粗しょう症、脊椎圧迫骨折、変形性関節症)など
● 外傷後の後遺障害(脊髄損傷、脳挫傷)など
● ガン末期
● 老衰
*医療器具や特別な治療を必要とする患者様もご対応も致します。
● がん緩和療法(麻薬管理を含む)
● 在宅酸素 ● 人工呼吸器 ● 気管カニューレ ● 経管栄養(胃ろう含む)
● 尿道カテーテル ● 高カロリー輸液(中心静脈栄養カテーテル)等
● 診察・血圧測定・体温測定
● お薬処方
● 療養上の相談
● 予防接種
● 経管栄養法
● 経尿道カテーテル(留置)の管理
● 人工肛門など各種ストーマのケア
● 点滴・投薬
● 検査(採血・検尿など)
● 床ずれのケア
● 酸素療法
● 認知症の治療
● 糖尿病の治療・管理
● ターミナルケア
訪問診療は、保険診療です。
各種健康保険が適用され、一部負担金は保険で定められたものになります。
※お薬代、医療機器、検査費用、介護保険分費用は別途かかります。
在宅医療のパイオニアとして千住地域で、患者本位の在宅医療を推進しています。
通院困難な虚弱な高齢の方から、在宅中心静脈栄養や在宅人工呼吸、
悪性腫瘍末期まで、幅広く在宅診療の要望に応じています
■ 略歴
1947年 大阪府生まれ
1974年 東京大学医学部医学科卒業
東大病院等で研修後、
柳原病院(足立区)にて地域医療に従事
2001年 在宅専門の柳原ホームケア診療所を開設、
所長に就任
2015年 柳原病院在宅診療部 部長に就任
■ 著作
『正直な誤診のはなし』(勁草書房、ちくま文庫)、
『今日の在宅医療』(医学書院)、
『下町流往診日記』(医学書院)、
『自宅で死にたい』(祥伝社新書)、
『医学管理の完全解説2016-17年版』(医学通信社)、
『在宅医療の完全解説2016-17年版』(医学通信社)、
『還暦からの医療と法律』(連合出版)