柳原病院

入院医療が「治癒・軽快」を目標とするのに対して、私たち在宅医療チームの
最終目標は「やすらかな死」で、それは人生のゴールといえます。
長く生きてもらいたいと願ってはいるものの、残された人生は平均数年しかありません。
苦しいこと、痛いことが少なく、おいしく食事ができ、

楽しい出来事のある日々を過ごしてもらい、寿命を全うしてもらえるように、
患者さんに寄り添い、援助を行うことが私たちの仕事です。

 

 
私たちがめざす在宅医療 1.在宅で可能な医療は自宅療養のままでおこないます。 2.QOL(生活の質)を重視し、寿命をまっとうさせることを目標とします 3.「寝たきり・寝かせきり」起こしで、患者さんの生活行動能力の向上をめざします。 4.在宅での看取りを希望されるかたには、全力で支援いたします。

お 申 込 み の 流 れ

1在宅診療部へお問合せ→2訪問診療についての説明→3訪問診療開始

診 療 日:月〜金、土曜午前[完全予約制]訪問時間:午前10時~12時/午後2時~5時


強化型在宅療養支援病院(連携型)柳原病院在宅診療部TEL:03-5813-1900FAX:03-5813-1901 


● 定期的なご訪問は診療時間内に行います。
● 緊急時には24時間365日対応いたします。

訪問エリア

訪問エリアマップ足立区千住地域中心ですが、
近隣地域につきましては
ご相談ください。


柳原病院
所在地:〒120-0023 
東京都足立区千住曙町35-1

対象の方

高齢者で寝たきりや歩行困難等の理由で通院が困難な方
継続した医学管理が必要だが通院が困難な方
終末期(ガンの末期や老衰など)でなるべく自宅で過ごしたい方

[具体的な疾患例]
認知症で通院治療が困難な方
脳血管障害後遺症(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、多発性脳梗塞)など
慢性呼吸不全、慢性心不全
神経系難病(パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症・ALS、脊髄小脳変性症、 
  多系統萎縮症、筋ジストロフィー)など
老人性運動機能障害(骨粗しょう症、脊椎圧迫骨折、変形性関節症)など
外傷後の後遺障害(脊髄損傷、脳挫傷)など
ガン末期
老衰

*医療器具や特別な治療を必要とする患者様もご対応も致します。
がん緩和療法(麻薬管理を含む)
在宅酸素 人工呼吸器 気管カニューレ 経管栄養(胃ろう含む)
尿道カテーテル ● 高カロリー輸液(中心静脈栄養カテーテル)等

主な医療内容

診察・血圧測定・体温測定
お薬処方
療養上の相談
予防接種
経管栄養法
経尿道カテーテル(留置)の管理 
人工肛門など各種ストーマのケア

点滴・投薬
検査(採血・検尿など)
床ずれのケア
酸素療法
認知症の治療
糖尿病の治療・管理
ターミナルケア

費用の例

表

訪問診療は、保険診療です。
各種健康保険が適用され、一部負担金は保険で定められたものになります。
※お薬代、医療機器、検査費用、介護保険分費用は別途かかります。

乳腺外来医師紹介

在宅診療部 部長
川人 明       

在宅医療のパイオニアとして千住地域で、患者本位の在宅医療を推進しています。
通院困難な虚弱な高齢の方から、在宅中心静脈栄養や在宅人工呼吸、
悪性腫瘍末期まで、幅広く在宅診療の要望に応じています


■ 略歴

1947年 大阪府生まれ
1974年 東京大学医学部医学科卒業
      東大病院等で研修後、     
      柳原病院(足立区)にて地域医療に従事
2001年 在宅専門の柳原ホームケア診療所を開設、
      所長に就任
2015年 柳原病院在宅診療部 部長に就任

 

 

 

■ 著作 
『正直な誤診のはなし』(勁草書房、ちくま文庫)、
『今日の在宅医療』(医学書院)、
『下町流往診日記』(医学書院)、
『自宅で死にたい』(祥伝社新書)、
『医学管理の完全解説2016-17年版』(医学通信社)、
『在宅医療の完全解説2016-17年版』(医学通信社)、
『還暦からの医療と法律』(連合出版)


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